こどものにわ展

Written by kamochan August 18th, 2010

2010.07.24 – 2010.10.03 に、東京都現代美術館で開催。

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……本展は、こどもの視点や身体感覚、心の動きを通してとらえた美術世界を周りの大人が共有、あるいは追体験することで、年齢層の異なる他者とのコミュニケーションや、人と美術の関係を再考・再発見するような機会を創出します。こどもと一緒に様々なものを見て、感じて、こどもと語り合いながら、共にアートに触れ、楽しむ豊かな時間は、こどもだけでなく、大人にとっても、普段の日常生活では得られない貴重なひとときとなるでしょう。……
(2010.07.24 – 2010.10.03 東京都現代美術館)

異常な猛暑に襲われた2010年の夏。いつもは秋になりかけた頃に休みを取っていたのですが、たまには夏の時期に夏を味わいたいなと思って、お盆明けに休みを設定したらそれが裏目に…。それでも暑さに負けず、2歳半になった娘を車に乗せて、嫁さんが発見した、魅力的なタイトルの展示へ出発です。自分が親になって、初めて親のありがたみがわかりますね、いやはや子育ては大変です!

さて目的地は、何度か来ている東京都現代美術館。駐車場もあるので行きやすいです。建設中の東京スカイツリーの真下を通り、だいたい40分程度で到着。今日は土曜日なので、車も来場者も多いようでした。とにかく暑いのですばやく館内に入ると、チケット購入の列が。同時に『借りぐらしのアリエッティ×種田陽平展』も開催されているらしく、なるほどそれでこんなに人がいるのかと納得です。

今回の展示はタイトル通り、こどものための作品なので、実際に遊べたり、触ったりすることができるものが多く、CCライセンス(以下本文中の写真は、全てCCライセンス)のもと、写真撮影もOKということでありました。順路最初の作品は、大巻伸嗣(Shinji Ohmaki)の、ガラスでできた風船のようなインスタレーション “Echoes-Crystallization” です。娘はこういうのが大好きで思い切り手を伸ばしてはたこうとしていたので、そそくさと次の空間へ。こちらは真っ白い大空間に床・壁に花模様が描かれた “Echoes-INFINITY” です。贅沢な時間をあじわえました。

次は、娘が大変気に入っていた影絵・万華鏡的なインスタレーションで、出田郷(Goh Ideta) の “lines” と、光の反射と床の感覚が楽しい “reflections” です。どちらも光を使ったシンプルなインスタレーションですが、体験してすぐに楽しめる2作品で、来ていた子ども達にも好評を博していました。

 


美術館正面のエントランススロープ。駐車場はすぐ右だったのだが、うだるような暑さ…。

歩く度に壁に反射する光のドットが揺れる “reflections”

 

サキサトム(Saki Satom) の映像作品 “メーヤの部屋” は、誰も居ない子供部屋で不思議なことが起きる…というファンタジックなビデオです。おもちゃが一杯で、壁紙も凝っているという時点で既にファンタジックなのですが、娘よ、君は専用の部屋はまだ無いから我慢するのだぞ…。

吹き抜けが気持ちいいアトリウムに、いかにも『こどものにわ』らしい作品を展示していたのが、遠藤幹子(Mikiko Endo)と、KOSUGE1-16でした。壁一杯に落書きできる黒板や、とにかく目を惹くのが、サッカーボードゲームの巨大版です。何人かでやらないととても追いつきませんが、子ども達は大変満足そうでした。これの小さい版はまだおもちゃとして売っているでしょうか。

 


サッカーボードゲームの超巨大版がこれ。子どもじゃなくてもやりたくなります。

浅草方面から東京スカイツリーを望む。現地で見るとかなりの圧迫感があります。

 

またあのキラキラの部屋に行けと、娘も意外にゴキゲンだったので、常設展も一通り見て、90分ぐらい美術展を楽しむことが出来ました。大空間もビビらないようになったようなので、療育を兼ねて、美術館に行く機会を増やしたいなと思いつつ、灼熱の木場公園を後にしました。暑すぎて良い思い出になりました。ベビーカーも乗ってられないよなこれじゃ…。

#今年の夏は夕立もほとんど無いし、蝉も暑くて鳴けないのか、あんまり蝉の声を聞きませんでした。…と書いて残すと既に夏が終わった感じですが、ちっとも秋になっていません。自分が子どもの頃は明らかにもっと涼しかったよな~。今年の冬は厳冬という噂ですがはたまた…。

 

  • Photo: kamochan

ART-MEMO

2015.04.11 – 2015.06.28 東京都現代美術館にて開催された。

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UNCATEGORY

creating images, leaving the moment behind…

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